メタル製とカーボンファイバー製ブラシシール
テクネティクス・グループのブラシシールは、エンジンやコンプレッサーの効率を高めるように設計されています。
ラビリンスシールをテクネティクス・グループのブラシシールに更新して頂くことで、許容漏れ量を5から17倍に減らすことができ、エンジンやコンプレッサーの効率と出力を大幅に向上させることができます。
ブラシシールは、運転中にシャフトとステーター間の半径方向のたわみを吸収します。その後、ブラシシールはローターを定常状態の動作位置に戻し、漏れを最小限に抑えます。ブラシパックは、線径2.8~5.6ミリのワイヤーブラシで構成されています。ブラシの材質は、摩耗特性と耐酸化性の最適な組み合わせであるコバルト/ニッケル合金を採用しています。バックプレートとサイドプレートは、通常はステンレス鋼またはニッケル合金で製造し、熱膨張を考慮してステーターの材質に応じて選定します。
ブラシシールは、単一のユニット、または複数のセグメントで製作可能です。オプションでブラシを内径側、外径側、または軸方向に取付けることが可能です。
特徴と優位性
以下の利点があります:
- 低摩耗のため高寿命
- 安定した流量の確保
- 高圧用途で設計自由度が高い
- 熱の発生を抑え、ローターの温度を下げる