接触式フェイスシールの用途。航空機エンジン

民間航空機エンジンのメインシャフトには、既存のカーボンフェースシールが使用されていましたが、リーク量が多く、シール不良が発生していました。

動作条件

  • 高速回転(51,000rpm
  • ギアボックスオイル(MIL-R-23699
  • 20 psid

原因と故障モードの究明

  • Technetics Qualiseal 技術的なFEAモデルでは、2ピースのシールノーズ設計において、フェースの先細りと波打ちが顕著に見られた
  • また、従来の設計では回転防止のための摩耗が発生していたため、部品のハングアップが発生し、さらに大きなリークの原因となっていました。

Technetics Qualiseal テクノロジーソリューション

  • モノブロックシールノーズデザインの新しいカーボンフェイスシールを設計
  • 高硬度の熱処理により耐摩耗性を実現した一体型アンチローテーション
  • 最終的なデザインソリューションは、オリジナルの製品に比べてコストアップなし。